一度、病院にかかり出費が多くなり、ペット保険に加入を検討する人もいると思います。
「病歴があるけど、保険に入れる??」ということが心配ですよね。
詳しく解説していきますね。
保険会社では3段階のふるいにかけます!
- お断り
- 特定の傷病は補償しません
- すべての傷病について補償
最初から保険金の支払いが多く見込まれる場合は、お断りされるんだニャン。
それでは、①~③について説明していきましょう。
① お断り
保険会社では、具体的な病名を列挙して、それらの病気で診察、診療、治療(疑いを含む)を一度でも受けたことがある場合は、契約を引き受けませんと申込書に明記しています。
疑いでもダメなのね。厳しいワン。
例えば、以下は、ペット&ファミリー損害保険の事例です。
保険会社によって上記の病名は多少異なりますので、各保険会社に確認しましょう。
② 特定の傷病は補償しません
これまでの病歴から、多くの保険金支払いが発生しそうな場合は、その特定の傷病を除いて保険に加入することになります。
どの程度の病気なら補償されるのか、完治して1年経っていれば大丈夫なのでしょうか?
明確な答えはなく、保険会社の判断によります。なぜそのような結果なのか、ということも、もちろん教えてもらえません。年齢や、品種など総合的に引き受けするかどうかの審査が保険会社で行われます。ですので、保険会社によって判断は異なります。
保険証券が届いて、「えー?この病気は補償されないの?だったら入らない」という場合は、クーリング・オフ制度を利用して、申込みを撤回することができます。
クーリング・オフには期限があります。これも保険会社によってまちまちなので、「重要事項説明書」や「保険証券の同封物」を確認しましょう。
連絡が来てすぐクーリング・オフの申し出をしないと、間に合わない場合がありますのでご注意ください。
③ すべての傷病について補償
病歴があっても、すべての傷病を補償してくれる場合もあります。すべては保険会社の判断になりますので、申込書を提出して結果を待ちましょう。
まとめ
はじめから、「これらの病気にかかったことがあると保険に加入できません」、という具体的な傷病を保険会社で定めています。
気になる商品があれば、保険会社へ照会しましょう。ホームページ上で確認できる会社もありますが、見つからない場合、保険会社以外の他サイトの情報は最新ではないケースもありますので、直接保険会社に問い合わせした方が良いでしょう。
加入できない傷病ではなかった場合、その傷病を補償しない、という限定補償で保険に加入することはできます。場合によってはすべての傷病を補償してくれることもあります。こちらは、保険会社の判断になりますので、申込みをして結果を待つしかありません。